むし歯治療|板橋区・ときわ台にある歯科・歯医者なら「ときわ台駅前永井歯科医院」

〒174-0071東京都板橋区常盤台2-5-3

03-5939-8205

WEB予約
下層メインビジュアル

むし歯治療

むし歯治療|板橋区・ときわ台にある歯科・歯医者なら「ときわ台駅前永井歯科医院」

むし歯とは

むし歯とは

ミュータンス菌(むし菌)による酸の産生作用で歯が溶かされる病気がむし歯です。
口腔内には約10兆個以上の細菌が存在するといわれており、そのうち、むし歯の原因となる酸を作り出す酸産生菌が全体の70~80%を占めると考えられています。これらの細菌が糖分を栄養源として増殖し、酸を産生することで歯のエナメル質が溶かされ、むし歯が進行していきます。

むし歯の治療にはさまざまな方法がありますが、日本の保険制度には一定の制約があるため、同じような治療であっても使用する材料や治療法の違いによっては、保険診療の適用が難しい場合があります。当院では基本的に保険診療を中心に治療を行っておりますが、より高品質な材料や特殊な治療法をご希望の場合は、自費診療についても詳しくご説明させていただきます。

治療方法や費用についてご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。

当院の一般歯科の特徴

むし歯をなるべく防ぐために、何より重要なのは毎日の歯みがきです。
歯みがきがしっかり行えているかを定期的にチェックし、磨き残しのある部分や正しいブラッシング方法についてプロの歯科衛生士から指導を受けることで、ご自身の歯をできるだけ長く健康に保つことができます。歯みがきの方法が適切でないと、磨き残しによってプラーク(歯垢)が蓄積し、むし歯や歯周病のリスクが高まります。そのため、日々のセルフケアに加え、定期的な歯科検診を受けることも大切です。

当院では、基本的に保険診療を中心に治療を行っておりますが、日本の保険制度には一定の制約があるため、同じような治療内容でも使用する材料や治療法の違いによっては、保険診療の適用外となる場合があります。たとえば、詰め物や被せ物の材質によっては、見た目や耐久性に差が出ることがあります。基本は保険診療の範囲内で治療を進めてまいりますが、より審美性や機能性を重視した治療をご希望の場合は、自費診療についても詳しくご説明させていただきますので、お気軽にご相談ください。

むし歯が起こりやすくなる要因

むし歯は、次のような条件が揃った場合になりやすいと考えられています。

毎日の歯ブラシが適切に行われていない場合

細菌が歯に付着することでむし歯が引き起こされます。

むし歯になりやすい歯質

むし歯のなりやすさは、生活習慣だけでなく歯の質(歯質)も関係します。以下のような特徴を持つ歯は、特に注意が必要です。

  • エナメル質が薄い・弱い → 酸に溶けやすく、むし歯が進行しやすい
  • 歯の溝が深い → 汚れがたまりやすく、歯みがきが難しい
  • 再石灰化能力が低い → 唾液の働きが弱く、歯の修復がしにくい
  • 歯並びが悪い → 磨き残しが多く、むし歯菌が繁殖しやすい

磨きにくい歯並び

歯並びが悪いと、歯ブラシが届きにくく磨き残しが多くなり、むし歯や歯周病のリスクが高まります。特に以下のような歯並びは注意が必要です。

重なっている歯(叢生・ガタガタの歯並び) → 歯の間に汚れがたまりやすく、歯ブラシが届きにくい
すき間が広い歯(すきっ歯) → 食べカスが詰まりやすく、プラークが蓄積しやすい
前に出ている歯(出っ歯・受け口) → 前歯がしっかり磨けず、歯ぐきに負担がかかりやすい
噛み合わせが深い(過蓋咬合) → 下の前歯が上の歯ぐきに当たり、歯や歯ぐきを傷つけることがある
負担の大きい咬み合わせ → 咬み合わせ(噛み合わせ)が悪いと、特定の歯や顎に過度な負担がかかり、歯のすり減り・破折、顎関節症、肩こりなどの原因になることがあります。特に以下のような咬み合わせは注意が必要です。
深い咬み合わせ(過蓋咬合) → 上の前歯が下の前歯を深く覆い、下の歯や歯ぐきに強い圧力がかかる
受け口(反対咬合) → 下の歯が前に出ており、前歯の負担が大きい
開咬(前歯が噛み合わない) → 前歯で食べ物が噛みにくく、奥歯に負担が集中する
片側ばかりで噛む癖がある → 片側の歯や顎関節に負担がかかり、顎のゆがみにつながる

むし歯の進行と治療法

歯質は一人ひとり異なり、むし歯のなりやすさを左右します。歯質を強化するためには、歯の再石灰化を促すフッ化物(フッ素)を利用したり、だ液の分泌を促進するためによく噛んだりすることが効果的です。

ごく初期のむし歯

C0.ごく初期のむし歯

症状

歯の表面が部分的に白く白濁し、ツヤがなくなることがあります。これは初期のむし歯(脱灰)やエナメル質の変化によるもので、進行するとむし歯につながる可能性があります。
ただし、この段階では痛みやしみる症状はなく、自覚しにくいのが特徴です。

治療方法

初期の段階で適切なケアを行えば、再石灰化(歯の自然な修復)により改善が期待できます。そのため、以下の方法を行います。

  • フッ素塗布:エナメル質を強化し、再石灰化を促します。
  • 歯みがき指導:適切なブラッシング方法を学び、磨き残しを減らします。
  • 食生活の見直し:酸性の飲食物や糖分の摂取を調整し、歯への負担を減らします。
歯の表面のエナメル質に小さな穴が空いたむし歯

C1.歯の表面のエナメル質に小さな穴が空いたむし歯

症状

歯の表面に茶色や灰色のザラザラした部分や小さな穴が現れます。これらは進行したむし歯の初期段階で、見た目が変化することがあります。痛みやしみる感覚はほとんどなく、初期のむし歯と違って自覚症状が少ないため、気づきにくいことがあります。しかし、この段階でもむし歯は進行しやすいので、早期の治療が重要です。

治療方法

進行したむし歯に対しては、以下のような治療方法を行います。

  • コンポジットレジン:むし歯の部分を少し削り、コンポジットレジン(歯科用の白い樹脂)を詰めて進行を食い止めます。これにより、歯の機能を回復させると同時に、見た目も自然に仕上げることができます。
  • ベニア治療:むし歯の範囲が広くなると、ベニア(薄いセラミックのシェル)を歯の表面に貼る方法も考慮します。これにより、歯を補強し、見た目も改善できます。
歯の内部(象牙質)まで進行したむし歯

C2.歯の内部(象牙質)まで進行したむし歯

症状

冷たいものや甘いもの、熱いものを食べたり飲んだりした時にしみたり、食事中に噛むと痛んだりすることがあります。これらの症状は、むし歯が進行して歯の内部に近づいているサインです。特に痛みが強くなると、歯の神経まで感染が進んでいる可能性があり、そのまま放置するとさらに症状が悪化します。

治療方法

この段階での治療は、むし歯をしっかり除去し、歯を修復することが重要です。治療方法としては、以下のような方法を取ります。

  • 最小限の削除:むし歯を完全に除去するため、必要な部分だけを削り、歯の健康を保ちます。
  • 詰め物(インレー):歯の削った部分に合った詰め物を行い、歯の形と機能を回復します。
  • 被せ物(クラウン):むし歯が大きく進行している場合は、歯を強化するために被せ物を使用します。これにより、歯全体の強度を保ち、再発を防ぎます。

治療をせずに放置すると、むし歯はさらに深く進行し、最終的には歯の神経まで到達し、強い痛みや炎症を引き起こします。早期に治療を受けることで、進行を防ぎ、歯をできるだけ長く健康に保つことができます。

無視歯菌が歯の神経まで進行した状態のむし歯

C3.むし歯菌が歯の神経まで進行した状態のむし歯

症状

歯の神経や血管が細菌に感染すると、激しい痛みを伴います。この状態は通常、むし歯が進行して歯の内部まで感染が広がった場合に見られ、冷たいものや熱いもの、または噛んだときに強い痛みを感じることがあります。

治療方法

麻酔を行い、痛みを感じないようにした上で、感染した歯の神経を取り除く処置を行います。
神経を取り除いた後、感染が改善され清潔な状態になったことを確認し、歯の内部に薬を詰めて感染を防ぎます。
残った歯を補強するため、土台を形成し、歯の強度を保ちます。
最後に、土台の上に被せ物(クラウン)を行い、歯の形を整えて完成させます。
C3の状況で長期間継続していた強い痛みを放置しているとC4に移行してしまいます。

歯根まで進行したむし歯

C4.歯根まで進行したむし歯

症状

歯冠(歯の見える部分)がむし歯によって大きく崩れてしまい、歯根(歯茎に埋まっている部分)だけが残った状態です。このような状態では、歯が大きく損傷しているため、強い痛みや腫れ、発熱を引き起こす可能性があります。感染が広がると、歯根に炎症が起きることがあり、さらに悪化すると全身にも細菌が影響を及ぼすことがあります。この場合、全身疾患(心臓病や糖尿病など)への影響を引き起こすことがあるため、早期に治療を行うことが重要です。

治療方法

このような状態に対しては、歯を保存することが難しい場合が多いため、以下の治療法が検討されます。

  • 抜歯:歯冠が崩れてしまい、治療が困難な場合は歯を抜くことが最も一般的な方法です。抜歯により、感染の拡大を防ぎます。
  • インプラント:抜歯後、失った歯の代わりにインプラント(人工歯根)を埋め込み、上に人工の歯を取り付ける治療です。自然な見た目と機能を取り戻すことができます。
  • ブリッジ:隣の歯を使って、失った歯を補う方法です。隣の健康な歯を削り、ブリッジを使って欠けた歯の部分を補います。
  • 入れ歯:失った歯を補うための取り外し可能な義歯で、特に歯が多数失われた場合に使われる治療法です。

ときわ台駅前永井歯科医院 院長挨拶

ときわ台駅前永井歯科医院 院長 永井太一と申します。

たくさんの患者様を今まで治療させていただきましたが、歯医者が怖い、痛い、治療が終わらない、何度も同じ部位が壊れる、など歯医者に行くことが苦痛と思われている患者様の声を聞いてきました。そのイメージを変えたい、患者様に満足してもらいたい、より快適な噛み合わせで綺麗になってもらいたい、それが実現できる歯科医師でありたいと思い勉強、修行を重ねてまいりました。

過去に治療を受けた時に、痛みや歯を失ってしまった原因を究明し、説明を受けたことはありますか?痛みを取ったり歯に被せ物をするだけで本当に治ったと言えるのでしょうか。原因を治さず症状のある歯だけを治す治療が一般に行われていると感じています。

ときわ台駅前永井歯科医院では症状を改善するのにまず原因を見つけます。そして長期的に口腔内が快適に維持できる治療を行います。治療の方法はたくさんあり、その中でベストな治療、メリットデメリットをしっかり理解してご自身で判断して治療を受けられる。歯医者に困っている方、諦めている方、出来ないと言われた方、まだ方法はあるかもしれません。

理論に基づき一人一人あなたに寄り添った治療を提供します。

TOP

板橋区ときわ台の歯医者。
インプラント・矯正にも対応する
「ときわ台駅前永井歯科医院」

ときわ台駅前永井歯科医院は、板橋区ときわ台にある歯医者として、インプラント・ホワイトニング・セラミック・矯正・クリーニング・定期健診など、幅広い診療に対応しています。噛み合わせへの配慮を含む予防・治療計画をご提案し、患者様の歯をできるだけ残す方針を大切にしています。事前のカウンセリングを通して治療内容や費用を丁寧にご案内し、ご納得のうえで進めてまいります。